自殺は日本の風土病かも、電車人身事故に遭遇。

年末深夜、仕事を終えて帰宅途中のこと

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私鉄で帰宅中、23時過ぎでした。

深夜にもかかわらず、改札入口に人溜まりが。

こんな夜中に何があったのかと、表示を見ると人身事故のようでした。

まだ、自宅までは距離があるのに、どうしようか。

 

年末の仕事帰りの若者たちが怒っていました。

「何だよ。飛び込みか、クソッが」と。

そこまで言わんでも、とも思いましたが、気持ちは分かります。

たった一人のために何百人もの人間が帰宅できない。

仕事終わりの喜びを遮るような行為。

 

けれども、一番悲しいのは、命を懸けた行動が全く報われなかった事でしょう。

誰かに自分の苦しみを知って欲しかったのかもしれません。

しかし、会ったこともない大勢の人から恨まれるのは、死んだ後でも辛いのではと想像してしまいます。

 

何故に飛び込むのか。

電車には何か魔力があるように思えます。

高速でホームに入ってくる電車を見ていると、引き込まれそうになるのは、誰もが経験することでは。

(動画は京急線での人身事故)


京急線横浜駅で発生した人身事故

日本の自殺者数

日本では年間約3万人の自殺者がいます。

2012年(平成24年)に3万人を割り、 27,858人。

2013年(平成25年)27,283人 

2014年(平成26年)25,427人

2015年(平成27年)24,025人

と減少傾向ですが、それでも2万人台です。

自殺率からすると、経済的に豊かな先進国の中ではトップクラスなのです。

特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンクより)

 

ある意味、日本の風土病なのかもしれません。